30代の転職と退職金

30代ともなれば新卒からずっと同じ職場に勤めた場合、勤続年数が10年を超えるなどそれなりのキャリアを積んだ環境です。ですから退職する際には退職金を受け取ることができるケースもあるわけです。転職活動には何かとお金がかかりますし、時間がかかる場合には生活費の不安もあります。それだけに退職金をどれだけもらえるかをしっかりと確認しておくことが大事です。

一定期間同じ職場で働き続けていれば退職金を受け取ることができる。これは当たり前のように思えますが、実際には必ずしもそうとは言い切れない面もあります。たとえばあるアンケートで転職したエンジニアのじつに6割が退職金をもらっていないという結果が出ています。

また、受け取れるにしても納得の行かない形でしかもらえないケースもあります。定年退職とは異なり、新しい職場を探すための退職となると「退職金はもらえるだけありがたい」と考えてしまいがちですが、会社の都合のよい形で退職金が減らされてしまわないよう気をつけましょう。

この点に関しては自己都合で退職するか、会社都合で退職するかが大きな鍵です。会社都合の退職の方が受け取れる退職金が多くなるのが基本だからです。キャリアアップや年収アップ、あるいは生活環境を変えるためといった自己都合で退職する場合にはよいのですが、リストラなど会社の都合で辞めざるを得なくなった場合は要注意です。会社の都合で自己都合の形で退職扱いさせられてしまうことも多いからです。もしそのような状況に立たされた場合には会社としっかり話し合うようにしましょう。

ただ、現実問題として30代で受け取れる退職金の金額はそれほど大きなものではなく、過剰な期待は禁物です。退職金の金額は40代後半がターニングポイントといわれており、この時期から急激な上昇を見せるようになります。大卒の40歳で300〜400万円と言われている退職金が同じ条件で50歳になると1000万円〜1500万円、3倍にもなるのです。大卒で30歳の平均的な退職年齢は50万円程度です。もちろんもらえる分には大きな金額ですが、ボーナスとそれほど変わらない水準です。ですから転職のために退職する際には退職金をちゃんともらえるかどうかではなく、ボーナスを受け取った後にするようタイミングを見計らった方が賢い判断となります。

こうしてみると30代の転職では退職金はあまり当てにならず、会社と争って時間と労力をロスするくらいなら最初から当てにせずボーナスをしっかりもらってから退職した方がトラブルもなく転職に専念しやすいといえます。この点は退職のタイミングを見計らう段階で頭に入れておいた方がよさそうです。

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